サウナマスターが伝授!完璧な整い方講座

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サウナを出た後の「整い」の時間は、サウナの効果を最大限に引き出す重要な瞬間です。しかし、意外と知られていない「正しい整い方」があることをご存知でしょうか。サウナ愛好家の間では「ととのう」という言葉が定着していますが、その本質を理解している方は少ないかもしれません。

まず整いの基本は、サウナ室を出たらすぐに冷水を浴びないことです。体温が急激に下がると心臓に負担がかかります。サウナから出たら、まず深呼吸を2〜3回行い、体を落ち着かせましょう。その後、足元から徐々に水をかけていくのがベストです。頭から水をかけると血圧が急激に変化するため危険です。

水風呂に入る際も同様で、足→腰→胸→肩→首の順で徐々に浸かっていきます。水風呂では15〜30秒程度が目安ですが、自分の体調に合わせて調整してください。冷水浴の後は、外気浴が大切です。できれば自然の風を感じられる場所で、リラックスした姿勢で座るか横になりましょう。

外気浴中は呼吸を整えることが重要です。鼻から吸って口から吐く腹式呼吸を意識してみてください。この時、スマホを見たり会話に夢中になったりせず、自分の体の変化に集中することがポイントです。汗が引いてきて、心拍数が落ち着いてきたら、それが「ととのった」状態です。

水分補給も整いの重要な要素です。ミネラルを含んだ水やスポーツドリンクを少量ずつ摂取しましょう。氷水は体を冷やしすぎるため避けるのが無難です。

サウナと水風呂のセットは2〜3回が理想的です。回数を重ねるごとに体が温まりやすくなり、整いの質も上がっていきます。ただし、体調不良を感じたら無理をせず、すぐに中止することも大切です。

完璧な整いを体験すると、心身ともにリフレッシュし、日常の疲れから解放されるような感覚が得られます。これこそがサウナ愛好家が追い求める「ととのい」の真髄です。東京都内にも素晴らしいサウナ施設が増えていますので、ぜひこの整い方を実践してみてください。自分だけの最高の「ととのい」を見つける旅が、新たなサウナライフの始まりとなるでしょう。

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