最近のサウナブームで注目を集めている「ドライサウナ」。中でも高温低湿の「スーパードライサウナ」は、発汗効果が高く体感温度が抑えられるため、サウナ初心者から上級者まで幅広く人気を博しています。全国各地に点在する個性豊かなスーパードライサウナの魅力をご紹介します。
まず東京都内では、池袋の「サウナ&カプセルホテル北欧」が外せません。フィンランド式の本格的なドライサウナを完備し、90℃以上の高温ながら湿度20%以下に保たれた環境は、体の芯から温まると評判です。サウナストーンに水をかけて瞬間的に湿度を上げる「ロウリュ」も定期的に実施されています。
大阪に足を運ぶなら「スパワールド世界の大温泉」がおすすめ。ここのスーパードライサウナは温度調節が緻密で、日によって異なる温度設定を楽しめるのが特徴です。特に週末の夜間は95℃まで上げることもあり、サウナ上級者が集まります。広々とした空間で、開放感も抜群です。
北海道では札幌の「テルメドーム」が人気。寒冷地ならではの温度差を活かした入浴法が楽しめます。ドライサウナは常時85℃以上をキープし、外気温との温度差による「ととのい」は格別です。冬季は外気浴スペースで雪見ながらの水風呂も体験できる贅沢な施設です。
福岡の「波葉の湯」では、九州産の檜をふんだんに使用したドライサウナが自慢。温度は90℃前後、湿度15%程度という理想的な環境で、檜の香りに包まれながらのサウナタイムは心身共にリフレッシュできます。サウナ後の休憩スペースも充実しており、ととのい体験が完璧です。
名古屋の「ウェルビー栄」は、最新設備を導入したスーパードライサウナが魅力。室温計や湿度計がデジタル表示され、常に最適な環境が保たれています。サウナ室内には大きな窓があり、閉塞感がないのも特徴です。水風呂の温度も4℃台と低めで、サウナとの温度差によるととのい効果が期待できます。
初心者の方は、徐々に温度に慣れていくことが大切です。まずは5分程度の短時間から始め、体調と相談しながら少しずつ時間を延ばしていきましょう。また、水分補給は必須です。サウナの前後に必ず水分を摂取し、脱水症状を防ぐことを心がけてください。
全国のスーパードライサウナを巡る旅は、単なる入浴体験を超えた「サ旅」として新たな旅の楽しみ方でもあります。各地の名物料理やお酒と組み合わせれば、最高の週末が過ごせることでしょう。心と体をリセットする特別な時間を求めて、全国のスーパードライサウナ制覇の旅に出かけてみませんか?
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