はじめに
サウナでアクセサリーをつけたまま入るのは危険だと知っていますか?
熱や湿度が高い環境では、金属の温度が急上昇し、やけどや変色のリスクがあります。
一方で、素材を正しく選べば安全に楽しむことも可能です。
今回は、サウナアクセサリーの注意点と、OK素材・NG素材をわかりやすく解説いたします。
サウナでアクセサリーをつけるのは危険?
サウナ室内は80〜100℃にもなる高温環境のため、金属や樹脂などの素材はそれぞれ異なる反応を示します。
特に金属素材は熱伝導率が高く、短時間で表面温度が上昇します。
その結果、肌に触れている部分が火傷したり、装着部分の皮膚炎やかゆみを引き起こすことも。
また、次のような二次的なトラブルにも注意が必要です。
- 汗と反応して金属が酸化・変色する。
- ネックレスやピアスが溶けたり変形する。
- サウナマットや木材を傷つける。
- 他の利用者へ迷惑がかかる。
そのため、基本的にアクセサリーはサウナ前に外すのが鉄則です。
サウナで特に注意すべきNG素材
アクセサリーの素材によっては、高温多湿に極めて弱いものがあります。
特に避けるべきNG素材を理解しておくことが大切です。
ステンレス・シルバー・ゴールド
金属の熱伝導率が高く、すぐに熱くなる。
メッキ加工素材
表面が剥がれたり、変色しやすい。
プラスチックやアクリル
高温で溶けたり変形する。
レザー素材
汗や湿気に弱く、劣化や臭いの原因になる。
これらの素材は見た目が美しくとも、サウナ環境では変形・損傷のリスクが高い点に注意しましょう。
サウナでも安心して使えるOK素材とその理由
一方で、サウナ内でも比較的安全に使える素材も存在します。
どうしてもサウナ中も着用したい場合や、外気浴との行き来に使用するアクセサリーを選ぶ際は、以下の素材を検討してください。
シリコン
熱を伝えにくく軽量で、サウナウォッチのベルトとしても人気。
チタン
金属の中でも熱伝導率が低く、アレルギーも起こりにくい。
木や竹
天然素材で金属のように熱を持たず、デザイン性も高い。
サウナ専用アクセサリー(耐熱仕様)
耐熱実験済みや温浴向けの商品なら安心。
ただし「OK素材」であっても、長時間の着用や高温サウナでの使用は避け、汗を拭いてから着脱するなどの工夫が必要です。
まとめ
サウナアクセサリーは素材の選び方次第で安全性が大きく変わります。
熱伝導率の高い金属や変形しやすい素材は避け、シリコンやチタンなどの耐熱性・安全性の高いものを選ぶことがポイントです。
高温多湿というサウナ特有の環境を理解し、自分の体を守りながらおしゃれを楽しみましょう。



コメント